STORY 04 ─ EC・デジタル
EC課 桐山 慎 ── 2021年入社
オンラインストアの仕事は、売ることだけじゃない。レビュー欄が経年変化の記録になり、お直し予約の入口になる。ECの新しい役割の話。
Q1ORITOのECは、何がちがいますか。
ふつうのECの目標は「買ってもらうこと」ですが、うちはそこで終わりません。オンラインストアには「買う」ボタンの隣に「直す」ボタンがあります。宅配でお直し品を預かる仕組みをつくってから、店舗が遠い地域のお客様との付き合いが、一気に長くなりました。
面白いのはレビュー欄です。「3年目、膝が薄くなってきたが色は好みになった」みたいな投稿が並ぶ。新品の写真より、5年着た人の写真のほうが売れる。そんなEC、なかなかないと思います。
Q2データは、どう使っていますか。
検索ワードをよく見ています。うちのサイトでいちばん多い検索は「10年」なんです。次が「定番」「お直し」。お客様が何を頼りに服を選んでいるかが、そのまま見える。この言葉たちを、商品ページの書き方や撮影の仕方に反映しています。
前職はアパレルECの運営代行で、セールのバナーを年中つくっていました。ORITOはセールをやらないので、最初は戸惑いましたが、いまは「急がせない設計」を面白がっています。カートに入れて3週間考える人が、ふつうにいる。それでいいと思っています。
Q3どんな人と働きたいですか。
数字の向こうに、暮らしを想像できる人です。コンバージョン率の0.1%の変化の裏には、誰かの「買おうかな、どうしようかな」という夜があります。それを面白がれる人なら、ツールの経験は入社後で十分です。私も入社してから「針と糸」研修でボタン付けを覚えました。あれはECの仕事にも、効きます。

