STORY 03 ─ 生産管理

糸の値段から、 考えなおす。

生産管理部 遠藤 由紀 ── 2012年入社

織物工場で織り上がった生地を確認する生産管理担当

服の原価は、ふつう最後に「調整」される。ORITOでは最初に決める。産地に払う適正な対価から売価を逆算する、生産管理の話。

Q1ORITOの生産管理は、何がちがいますか。

コストダウンの部署ではなく、適正価格を守る部署だということです。国内14の産地と複数年契約を結び、天候不順で綿の相場が荒れた年も、発注量と工賃を保証します。だから産地は、腰を据えて品質に投資できる。

その代わり、私たちは在庫計画を外しません。定番中心の品揃えは、実は生産管理にとって最強の武器です。

Q2難しさは、どこにありますか。

「安くしないこと」を、社内とお客様に説明し続けることです。数字の根拠がなければ、ただの強がりになってしまう。だから値札の内訳を店頭で公開する「正札プロジェクト」を始めました。糸代、工賃、輸送費。全部見せます。

公開した年、定番品の返品率が下がりました。納得して買われた服は、永く着られるのだと思います。

地域の織物工場で動くシャトル織機

Q3どんな人と働きたいですか。

数字と現場、両方を見られる人です。エクセルより先に、産地の朝の空気を知ってほしい。だからこの部署は、産地留学制度の利用率が社内でいちばん高いんです。

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