ABOUT ─ ORITOについて

目立たない服が、 いちばん働いている。

クローゼットの中でいちばん出番が多いのは、いつも静かな一着です。ORITOは、そんな「ふだんの服」だけを真剣につくる会社です。派手さはありません。そのかわり、素材の産地から縫製、店頭での接客、買ったあとのお直しまで、一着の一生に最後まで責任を持ちます。

01 MESSAGE ─ 代表メッセージ
ORITO代表取締役社長の折戸汎

代表取締役社長 折戸 汎(おりと ひろし)

流行を追いかけない。
その分だけ、遠くまで行ける。

1998年、ORITOは一台の家庭用ミシンから始まりました。最初につくったのは、白いシャツです。次の年も、その次の年も、同じシャツを少しずつ良くしてつくりました。気がつけば28年、わたしたちは「新作発表会」というものを一度もやったことがありません。

アパレルは、速さを競う産業だと言われます。しかし服を着る人の毎日は、そんなに速く変わりません。朝起きて、袖を通し、働き、洗って、また着る。その繰り返しに耐える服をつくることは、地味ですが、誰かがやらねばならない仕事です。

わたしたちが探しているのは、特別な経歴の人ではありません。同じことを続けながら、昨日より2ミリ良くすることを面白がれる人です。この会社の10年後を、あなたの持ち場から一緒につくってください。

折戸 汎

提携産地の天然素材の生地
02 BUSINESS ─ 事業のしくみ

つくる、直す、
産地と組む。

ORITOの事業は、三つの輪でできています。どれかひとつが欠けても、永く着られる服にはなりません。どの職種も、この三つの輪のどこかを受け持っています。

定番デニムの縫製ディテール

定番をつくる

品番はわずか68型。毎シーズン入れ替えるのではなく、同じ型番を毎年すこしずつ改良します。定番比率は82%。だから在庫計画が外れず、産地への発注も安定します。

お直しの道具とミシン

直しつづける

全店舗にミシンを置き、年間28,412着をお直ししています。よそのブランドの服も直します。破れとほつれの記録は開発に送られ、翌年の改良の根拠になります。

提携工場のシャトル織機

産地と組む

国内14産地と複数年契約。相場が荒れた年も発注量と工賃を保証します。値札の内訳を店頭で公開する「正札プロジェクト」も、この関係があるからできること。

03 PRINCIPLES ─ ものさし

迷ったときの、
五つのものさし。

経営計画より先に、全社員が暗記している言葉です。現場の判断は、役職ではなくこのものさしに従います。

新しさより、確かさ。

迷ったら、10年後も成立するほうを選ぶ。

一着の一生に、責任を持つ。

売った日は、付き合いの初日。直せない服はつくらない。

値段の根拠を、見せる。

糸代も工賃も公開する。説明できない値付けはしない。

現場が先、会議は後。

店とアトリエと産地で起きたことだけが、判断の材料。

毎年、2ミリ良くする。

誰も気づかない改良の積み重ねだけが、定番を定番にする。

04 HISTORY ─ 沿革

28年、同じ道を。

1998

東京・吉祥寺の一室で創業。家庭用ミシン1台で白いシャツをつくり始める。

2001

吉祥寺に1号店を開店。レジの横にミシンを置く。「お直しアトリエ」の原型。

2006

岡山の織元と初の複数年契約。定番デニム「D-01」誕生。

2012

埼玉・川島町に物流センター開設。お直し品の受け入れ検品を一元化。

2016

全職種「針と糸」研修を開始。オンラインストア開設、お直し予約に対応。

2019

週休3日選択制と産地留学制度を導入。給与テーブルを社内公開。

2023

値札の内訳を店頭公開する「正札プロジェクト」開始。直営30店舗を超える。

2026

直営38店舗、社員412名。年間お直し28,412着。いまも品番は68型のまま。