CULTURE ─ 働く環境・制度

つくる人の暮らしが、 健やかであること。

良い日常の服は、健やかな日常からしか生まれない。ORITOの制度は、その一点から設計されています。肩書きや職種、雇用形態にかかわらず、全員に同じ考え方が適用されます。

01 SYSTEM ─ 三つの柱

制度 一

週休3日選択制

選択率

31%

見直し

毎年4月

週5日働くか、週4日働くか。暮らしに合わせて、毎年4月に選び直せます。介護、学び直し、畑仕事、山登り。理由は問いませんし、申請時に聞きもしません。週4日を選んだ場合の給与も、公開されている給与テーブルの通りに決まります。

「今年は週4にする」と言いやすい空気こそが制度の本体だと考えているので、マネージャーから率先して使っています。

制度 二

全職種「針と糸」研修

研修時間

40時間

対象

全員例外なし

入社後まず、ボタン付けと裾上げから。経理も、ECも、物流も、アルバイトも。職種を問わず全員が、服を直せる人になってから仕事を始めます。教えるのは各店のアトリエスタッフ。教わった人が数年後に教える側になる、という循環がもう10年続いています。

「自分の職種と関係ない」と思われがちですが、服がどう傷み、どう直るかを知っている経理は、数字の読み方が変わります。

制度 三

産地留学制度

これまでの利用

のべ47

期間

最長3ヶ月

希望者は最長3ヶ月、提携する織元や縫製工場で働けます。旅費と滞在費は会社持ち。受け入れ先には正規の工賃をお支払いするので、産地にとっても「タダ働きの研修生」ではなく戦力です。

戻ってきた人の企画は、なぜかいつも強い。糸の値段と職人の朝の時間を知っている人の言葉には、会議室で負けない根拠があります。

使い込まれたミシンとお直しの道具
02 BENEFITS ─ そのほかの制度

暮らしの都合を、邪魔しない。

給与テーブル全公開

等級ごとの金額と上がり方を全社員に公開。査定面談は年2回。

お直し無料

社割よりこちらが自慢。自分と家族の服のお直しは、ブランドを問わず無料。

転居を伴う異動は合意制

本人の同意なく転居辞令は出しません。暮らしの根を優先します。

副業は届出制

畑、教室、家業の手伝い。暮らしの延長の仕事は歓迎です。

育児・介護の時差勤務

開始時刻を90分単位でずらせます。育休復帰率は96%。

社員登用 年24名

アルバイト・パートからの登用を毎年継続。試験より日々の仕事ぶり。

学びの費用補助

パターン、簿記、語学。仕事に遠回りな学びも年5万円まで補助。

制服なし

ORITOの服を着る義務はありません。永く着ている服なら、何でも。

03 A DAY ─ 店舗の一日

吉祥寺店の、
ある木曜日。

華やかなイベントはありません。そのかわり、同じリズムを丁寧に繰り返す一日があります。

開店前のORITO店内
9:30

全員で掃除。ミシンの油を差し、糸のストックを確認してから朝礼。今日の預かり品を共有します。

10:00

開店。午前は比較的静か。アトリエ担当は預かり品の補修を進めます。

13:00

交代で昼休み。まかないはありませんが、商店街に馴染みの定食屋が3軒あります。

15:00

裾上げの待ち時間に接客がふたつ重なる、一日でいちばん忙しい時間。声を掛け合って持ち場を回します。

18:30

今日のお直し記録を入力して本社へ送信。どこが破れていたかは、来年の服を良くする材料になります。

20:00

閉店。レジ締めと売り場を整えて、20時半にはみんな帰ります。残業は月平均8時間。